『千以上の言葉を並べても』 GARNET CROW:我が人生の名曲達
我が人生の名曲達...
今日紹介するのは、GARNET CROW(ガネクロ)ですo(^-^)
ガネクロは、2013年に解散した男女4人組のバンド。
メンバーは中村由利(ボーカル)、岡本仁志(ギター)、AZUKI七(キーボード)、古井弘人(キーボード)。
驚くべきは、キーボードが2人いるということ!
名探偵コナンのアニメや映画の主題歌で有名なこともあり、
聞いたことがある人も多いのでは?
そんなガネクロの曲で、今回紹介する曲はこちら↓↓
『千以上の言葉を並べても』
では早速歌詞と紹介をしていきます(o゜▽゜)o
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
千以上の言葉を並べても
作詞 AZUKI七
作曲 中村由利
公園で髪を切る
落ちてゆく 毛先を払う
君が笑う 頬に触れる
見上げれば 飛行機雲
こんなにも穏やかな
終わりもあるなんて不思議ね
名前を呼ぶ声が今
優しくて 離れたくない
借りていたままの映画を見てみよう
今日までは見えなかった君の気持ちとか
感じてみたいって今思う
千以上の言葉を並べても
言い尽くせないこともある
たった一言から
始まるような事もあるのにね
花の咲かない木を植えて
溢れる枝に 絡まりながら
もがきながら 青空を仰いでいるみたい yeah
バスを待つ 君の背中
見送るの 今日で最後
僕は笑う あの日の様に
手を振るよ 出会いと同じ
明日からは 君待っていた時間
僕だけの穏やかすぎる トキを刻む
慣れるまで ほんの少し君を思い出すよ
千以上の言葉を並べても
言い尽くせないこともあるよ
たった一言で
終わってしまう事もあるのにね
同じ土の上では生きてゆけない
二つの種の想い
両手を広げ
お互いを遠く 見つめてくよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
URL:https://www.youtube.com/watch?v=Hj45PAOeCOw
YouTubeより
ガネクロの曲って、色んなジャンルや音の曲が多いんですよね。
その中でも『千以上の言葉を並べても』は恋愛的な曲...
この曲もそうなんですがガネクロのラブソングは、
激情やストレートな気持ちとは異なる、
穏やかな切なさを表している歌が曲が多いんです!
他にも『夢のひとつ』や『call my name』など...
では曲の説明に。
この曲は、失恋した主人公の視点で詩のように歌われているように思います。
1番も2番も流れは同じで、
情景➡内面の気持ち➡サビ(嘆き)➡現状のたとえ
まず、初めの情景描写が先ほど伝えた穏やかでかつ切ない気持ちを表しています。
「公園で髪を切る」、「見上げれば飛行機雲」、「バスを待つ君の背中」
日常のひとときを切り取った、穏やかな時間です。
それが終わるという切なさ...
「借りていたままの~今思う」、「明日からは~ほんの少し君を思い出すよ」
未練というものを直接的ですが、穏やかにそして具体的に表現する歌詞。
そしてここからサビ。
「千以上の言葉を並べても 言い尽くせないこともある」
よく恋愛において、気持ちを言葉にできないという状況がありますよね。
それをAZUKI七さんなりの表現で記しています。
続いて、
「たった一言から 始まるような事もあるのにね」
「たった一言で 終わってしまう事もあるのにね」
この2文で言葉のむなしさや無慈悲さ、無力さを嘆く主人公の気持ちを
的確に伝えています。
最後に現状のたとえ。
1番のたとえは解釈が難しい。聞き手によって色々あるとは思いますが、
私は「花の咲かない木」を未来がなくなった二人の関係を比喩した上で、
「溢れる枝」=思い出や記憶、気持ちの中で絡まり、もがきながら
「青空(幸せ?)を仰いでいるみたい」だとたとえていると感じました。
2番はもう少しわかりやすく、別れなければならない二人を
「同じ土の上では生きてゆけない二つの種」に例えながら、
「両手を広げ」、「お互いを遠く見つめていく」
つまり、お互いを気にしながらも、離れて芽を出し、成長していく様子を表している。
そう解釈しました。
以上がこの曲の説明です♪
どうですか?GARNET CROWの世界...
これに歌詞にぴったりとはまる音楽がくることで、
より心に浸みる曲が完成します。
作詞者と作曲者が違うとは思えないほどの完成度、素晴らしいです(TT)
今回はここらで紹介を終わります!
他の解釈があったらコメントください♪
以上、ワオの我が人生の名曲達でした~